「コーキューテン」「コエンザイムQ10」とは?補酵素はどんな働きをしているの?年齢とともに減っちゃう!?

気ままなコラム

美容系のCMやサプリメントで耳にすることが多いですよね。
でも、よくわからないという人が多いのでは?

コエンザイムQ10とは?

コエンザイムQ10は、主に細胞内のミトコンドリアに存在していて、ATP生産の電子伝達系に働く補酵素の1つです。
すべての細胞に存在していることから、ラテン語「ユビキタスubiquitous(遍在する、至る所にある)」に由来して「ユビキノン」とも呼ばれます。

生物のエネルギーとなるATPを作るときに、コエンザイムQ10が働いているのです。

図を見てもらえるとわかるように、コエンザイムQ10だけがあれば良いわけではなく、ビタミンB群も必要ですし、そもそも材料となる糖質・脂質・たんぱく質も必要なので、バランスの良い栄養状態でコエンザイムQ10も必要となるのです。

コエンザイムQ10の効果・効能

コエンザイムQ10は、前述したように、エネルギーを生産するときに必須の補酵素です。
そして、ビタミンEをサポートして活性酸素とも戦います。

コエンザイムQ10が、美容やアンチエイジングなどで話題になるのは、
エネルギー生産されるから元気になったと感じたり、それによって活動的になったり、
抗酸化力もあるので、酸化による外観的変化に対抗することができて、美容やアンチエイジングにつながっていたりするんですね。

コエンザイムQ10は、心臓・腎臓・肝臓・膵臓に多く含有されていることがわかっています。
不足していると、これらの臓器に影響がでてくることも想像できますよね。

コエンザイムQ10は、年齢とともに減ってしまう

体内のコエンザイムQ10は、20歳をピークに減少し、40歳頃からさらに急激に減少することが、わかっています。
コエンザイムQ10は、生物が生きる上で重要な役割のある補酵素なので、補ってあげたほうが良いということは、明確ですね♪

食事で摂取する

コエンザイムQ10の摂取目安量は、1日100mgと言われています。

イワシ          約6mg
サバ             約4mg
牛肉             約3mg
ピーナッツ    約3mg
ブロッコリー 約1mg
(食品100gあたり)

食品でコエンザイムQ10を100mg摂ろうとすると、イワシ 20匹以上、牛肉 約3kgという、笑えちゃうような量になるのです。

サプリメントで摂取する

食品からだけでは難しいことが明らかにわかっているので、サプリメントで補うしかないんですね。

コエンザイムQ10は脂溶性なので、空腹時に摂るよりは食後に摂るか、DHA&EPAなどと共に摂ると吸収が良くなります。

コエンザイムQ10のサプリメントを長期に飲んでいても重篤な副作用の報告はないということは、厚生労働省「統合医療」に係る情報発信等推進事業 「統合医療」情報発信サイトにも書かれています。

安全で、安心できるような、コエンザイムQ10のサプリメントは、積極的に摂ったほうが良いことが一目瞭然ですね!

コエンザイムQ10をサプリメントで摂るときの注意点

どんなサプリメントを製造しているメーカーか

元気のために!
美容のために!
アンチエイジング!
とコエンザイムQ10のサプリメントを摂り続けて、その結果、肝臓や腎臓に負担をかけてしまっては、元も子もなくなってしまいますよね。

サプリメントを選ぶときには、必ず、飲み続けても安全であるものかを考えましょう。
その判断材料の一つとして、どんな基準のサプリメントであるかを参考にするとよいですね♪

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