カカオ豆とコーヒー豆が大好きすぎて、農場にまで行ったことがある友達がいまして、
家で手作りチョコレートを作っているのです。
カカオ豆を焙煎してチョコレートを手作りする体験をさせてもらってきました!
1.カカオ豆を焙煎して、殻をむく
カカオ豆を一つ一つ焙煎して、大人5人でひたすら殻をむくこと1時間。
指先が痛い。
たまに爪の間に刺さる。
だけど、コツをつかんでくると、とても楽しい!
2.カカオ豆と殻をきれいに分別する。
ザルの中でかき混ぜていると、小さい殻はザルの目を通り抜けて下に落ちます。
それでも残るものは、手作業で分けていきます。
殻が残っていると、舌触りが悪くなるようで、丁寧に分けました。
3.フードプロセッサーでガーーー
殻を取り除いたカカオ豆を、フードプロセッサーにかけます。
途中で、溶かしたココアバターと砂糖を投入します。
70%チョコレートを作りました。
材料は、カカオ、ココアバター、砂糖のみ!
4.テンパリング(温めたり冷やしたりを繰り返す)
約50℃に温めてから、30℃まで冷やすことを繰り返すことで、チョコレートの油分が変化して、口当たりや艶が変わってくるそうです。
温度計をさしながら、ゆっくり混ぜます。
5.型に流し込み、冷やす
生クリームをしぼるときの要領で、袋にチョコレートを入れて、その袋の先っぽを少し切って、しぼるように型に流し込みます。
冷やす時は、窓を開けて風を通しながら、室内でゆっくり冷やします。
冷蔵庫に入れて冷やすと、冷蔵庫内のにおいがチョコレートに移ってしまうので、おすすめしないそうです。
6.完成!
今までに食べたチョコレートとは、全くの別物!!
おいしい!!
カカオのフルーティーな感じと、鼻に抜けるチョコレートの香りが、とても心地よい。
7.番外編
カカオの殻でカカオティー
香りは甘いけれど、飲んでみると、健康そうなお茶って感じ。
最近は、カカオティーとして販売されていたりもするようですが、もともと捨てていた殻を製品化させたようです。
チョコレートドリンク
型に流し込む前のチョコレートを少しよけておいて、牛乳を混ぜながら温めると、チョコレートドリンクになります。
飲み干すのがもったいないくらいおいしい!!!
カカオニブチョコレート
キレイに形を保ったまま殻をむけたカカオ豆に、少し砂糖を足して甘くしたチョコレートをコーティング。
カカオが苦いのだけど、くせになりそう。
市販の安いチョコレートは、カカオ・カカオバター・砂糖以外にいろんなものが添加されていたり、脂質の質が悪かったりするということは、知識としては知っていましたが、実感しました。
純粋なチョコレートは本当においしい!!
また手作りしたいな。
手作りチョコレート作りを体験させてくれた努さんは、電子書籍も出しているそうです。
空港で入国目的を聞かれたときに、「カカオ農場に行きます」と答えて、商売目的じゃないかと疑われて足止めをくらってしまうような方(笑)
「カカオ豆が好きだからカカオ農場に行くって言ってるのに、なんかごたごた言われたんだよねー」と言っていました。
面白い人です。
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