長寿の源として注目される「シスタンシェ」「カンカニクジュヨウ」

気ままなコラム

真正キク類 シソ目 ハマウツボ科の寄生植物
中国内陸部から内蒙古、中央アジアの乾燥地域に生息し、他の植物の根部に寄生する植物。
学名「シスタンシェ」
和名「カンカニクジュヨウ」
「カンカ」と略されて呼ばれることもあります。

なぜシスタンシェが注目されているの?

タクラマカン砂漠には、100歳以上の高齢者が元気に暮らしていて長寿の里として知られているホータンという地区があります。
お茶にしたりお酒に漬け込んだりして飲むことや、肉と一緒に煮込むなどして、シスタンシェを摂取されており、長寿の秘訣と言われています。
それゆえ、シスタンシェは、「不老長寿のハーブ」や「砂漠の高麗人参」と言われることもあります。

シスタンシェの効果効能

強い抗酸化作用
抗炎症作用
免疫力を高める
血管拡張作用(血圧を下げる、認知症予防・改善)
性機能の改善(不妊、更年期障害、勃起不全など)
血糖値上昇を抑える
肝臓保護作用
美白・美肌効果

中国では、カンカニクジュヨウエキスの認知症治療に対する有効性が認められ、医薬品としても扱われているそうです。
漢方薬のニクジュヨウの採取が困難になってきた近年では、代替えとしてカンカニクジュヨウが使われています。

含まれる主な成分として、代表的な3つのファイトケミカルス

①エキナコシド
エキネシア(ハーブ)の主成分としても知られている。
抗炎症・抗菌作用が強い。
滋養強壮効果もある。
②アクテオシド
みなさんもご存知の「ポリフェノール」の一種で、その抗酸化力は赤ワインの15倍と言われている。
③カンカノシド
血管拡張作用があり、血行促進効果がある。

日本では、医薬品になっていないので、サプリメントやお茶として販売されていますね。

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