おすすめの防災リュックと防災グッズ。最低限必要な必需品と、あってよかったもの

ボランティア/災害看護

近年の災害の多さから、防災セットを揃えようと思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし、何がいいのかがわからない。
私も、2018年9月6日の北海道胆振東部地震の後に、防災リュックを買おうと思いましたが、どれがいいのかがわかりませんでした。

住んでいる地域や家族構成などによって、選ぶ基準も異なりますよね。
オススメ防災リュックの特徴を紹介します。

防災セット 地震対策30点避難セット

2019年の台風19号による水害で、「地震での避難しか考えていなかったので、防災リュックが防水である必要性を考えていなかった」という声が多く聞かれました。
この防災リュックは、防炎・防水素材になっています。
停電している中での避難は、真っ暗な中を懐中電灯で照らしながらの移動となります。
2018年9月の北海道での大停電時は、車で移動している人もいたので、道路を渡る時に「私がいますよー!道路渡ってますよー!」と懐中電灯を振ってアピールしながら夜道を歩きました。
取っ手部分に蓄光材が付いているので、安心ですね。
非常持ち出し袋としては初めてグッドデザイン賞を受賞し、日本防災協会認定品でもあります。

ソーラー多機能ラジオライト
5年保存水(4本)
缶詰ソフトパン(3缶)
食品加熱袋
加熱材
非常用簡易トイレ(3回分)
アルミブランケット
アルコール除菌ジェル
マルチツール
エアーまくら
アイマスク
耳栓
スリッパ
非常用給水袋
水のいらないシャンプー
緊急用呼子笛(IDカード付き)
レジャーシート
軍手
非常用ローソク
マッチ
布ガムテープ
レインコート
備蓄用カイロ
三角巾
単四乾電池
マスク
緊急用連絡シート
防災アドバイス
救急ポーチ
救急セット
1人用
2人用

この防災リュックには、エアマットは入っていないです。
床にシートが敷かれていて毛布が配布されるだけの避難所が多いので、エアマットを購入して足しておくと良いと思います。

「ラピタ」防災セット

防災用品のトップメーカーと防災士の共同開発。
こちらももちろん防水で、取っ手部分に蓄光材が使用されています。
さらに、反射板がついているので、夜間の避難の安全性が高いことや、上空ヘリから発見されやすいなど、救助されるときのことも考えられています。

防滴ダイヤルランタン
多機能ダイナモラジオライト(手回し蓄電機能あり)
尾西のアルファ米(3袋)
天然保存水(3本)
ミルクスティック
AIRGOLON Fプラス(防災用エアマット)
ハイブリットレスキューシート
レスキュー寝袋
アイマスク
耳栓
トイレONE(3回分)
目かくしポンチョ
蓄光ホイッスル
レインコート
体拭きシート
マスク
歯みがきティッシュ
水のいらないシャンプー
救急セット
ウォーターバッグ
軍手
単三乾電池
加熱袋・発熱材(3回分)
らくらく圧縮袋

1人用

2人用

避難所にはスリッパがない場合もあるので、スリッパがあると良いと思います。
私は、ホテルや飛行機でお持ち帰り可能なスリッパを入れています。

追加しておくと役に立つグッズ

モバイルバッテリー

連絡手段は必需品です。
停電した時に、一番不安になることは、通信手段が途絶えることです。
大容量モバイルバッテリーは必須です。

オススメは、アンカーの大容量モバイルバッテリー。
大容量なのにコンパクトで、見た目も良いので、普段使いにも便利です。

ペットボトルでの備蓄はもちろんのことですが、断水すると生活用水にも困ります。
アウトドア用の浄水器を使用すると、飲料水・調理用水・生活用水の確保ができます。

ドライフルーツ

災害時は、物流が途絶えたり、調理ができなかったりで、野菜や果物を食べる機会が極端に少なくなりました。
私は、完全オーガニックな野菜・果物が原材料のサプリメントやプロテインを日頃から摂っているので、北海道での大停電でジャンキーな食生活になったときには、サプリメントとプロテインがあってよかったと心底思いました。
そして、電気が復旧してスーパーが開いた時、私がまず買ったのは、みんなが買い求めたカップラーメンやパンではなく、ドライフルーツでした。

緊急じゃない時は、ドライフルーツやナッツは、タマちゃんショップで買っています。

コレもあると役立つ

紙皿・プラスチックコップ・サランラップ・箸・スプーン

避難中や停電・断水時は、食器がなかったり洗えなかったりするので、使い捨て出来るものが必要になります。
サランラップは、お皿に敷いて使用すると、洗わずに済み、ゴミも少なくて済みます。

紙・ボールペン・油性ペン

伝言が必要になる場合もあるので、あると便利です。

ビニール袋・ティッシュ

ビニール袋は、液体を入れる、水害時に布製の物を入れる、皿代わりにする、簡易トイレ代わりにする、など、なにかと用途があります。

現金

停電すると、クレジットカード、電子マネー、スマホ決済などは、利用できなくなります。
ATMも動きません。
災害時は、現金しか使えなくなります。
私は、日常的に現金はあまり使わないので、2019年9月の北海道での大停電時に、現金が少なくてひやひやしました。
幸い、翌日には通電したので足りましたが、長期化した場合は現金が足りなくなりそうでした。
防災リュックには、現金も用意しておくと良いです。

お薬手帳・常備薬

東日本大震災の時に、帰宅困難者や避難中の方が、「普段飲んでいる薬が手元にない」「かかりつけの病院まで行けない」「かかりつけの病院がやっていない」などで、薬剤名もわからなければ処方量もわからないという事例が多発しました。
最近は、「お薬手帳を持参すると安くなる」ということもあって、お薬手帳を活用している人も増えているようですが、しっかりと記録が残っているお薬手帳を持っていると、災害時にもスムーズに普段服用しているお薬を出してもらえます。
避難する時は、毎日飲んでいるお薬がある方は、お薬手帳も持参しましょう。

子供用品

お子さんの食事形態に応じて、液体ミルク、離乳食、普段から食べ慣れているおやつなど、食べられるものを用意しておくと良いです。
子供は、環境変化や大人の心境変化に敏感です。
避難する時には、普段使用している毛布や普段遊んでいるおもちゃなどを持参できると良いと思います。

災害はいつどこで起こるかわかりません。他人事だと思わないでくだい。

被災した人の多くは、「まさか自分が住む地域にこんなことが起こるなんて」と思っているのではないでしょうか。
日本は地震大国ですし、近年は台風が直撃する頻度も増えています。
備えておいて無駄なことなどないと思うので、個人での災害への備えを今一度見直してみてください。

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