遺伝子カウンセリングの勉強をしていて、より一層「たんぱく質」の重要性を感じています。
「たんぱく質」とは
「たんぱく質」は英語で「proteinn(プロテイン)」
語源は、ギリシャ語の「proteios(プロティオス)」=「一番大切なもの」ということは、知っている方も多くいるでしょう。
未だに「プロテインはムキムキになる」「プロテインは鍛えている人が飲むもの」と誤認している言葉も聞くことがあるので、「プロテイン」という言葉に対する認識に大きな差が生じていることも、多々感じています。
「たんぱく質」は、なぜ大事なの?
「たんぱく質」が三大栄養素の一つであることは、知っている方も多くいます。
では、なぜ、三大栄養素になっているのでしょうか?
重要だからですよね。
なぜ重要なのかを知っていますか?
私達の身体を構成する材料になっているのが「たんぱく質」です。
心臓・肝臓・腎臓などの臓器はもちろん、血管・骨格筋・皮膚・毛髪・爪なども、「たんぱく質」です。
ここまではイメージできていた方も多いかと思いますが、これだけではなく、
酵素・ホルモン・血球・免疫細胞・DNAや核酸などの遺伝子情報をつかさどる部分も、「たんぱく質」でできています。
私達が生命活動を続ける上で、必要不可欠な部分の材料になるのが、「たんぱく質」なのです。
「一番大切なもの」という意味の語源も、納得です。
「たんぱく質」はどれくらい摂ればいいの?
成人 体重1kgあたり1g
(筋トレ中の人は、体重1kgあたり1.2〜1.3g)
ただし、「たんぱく質」は一度に大量摂取をしても、消化吸収が難しいので、
1回量は20gほどが良いとされています。
体重60kgの人は、単純計算すると、
20g/回 × 3回
が必要量ということになりますね。
卵 約8個
サーロインステーキ 約500g
納豆 約7パック
かなり「たんぱく質」を意識して食事をしていなければ、「たんぱく質」不足になることがわかりますね。
食事のみでは必要量の摂取が難しいので、プロテイン飲料を活用している人も増えてきています。
しかし、プロテイン飲料はあくまでも栄養補助食品であるので、プロテイン飲料だけに頼るのではなく、食事での「たんぱく質」摂取も見直してみましょう。
食事で「たんぱく質」を積極的に食べながら、食事のみでは難しい場合はプロテイン飲料でも補って、「たんぱく質」不足にならないように心がけましょうね。
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